琉のハンバーグの話
　流れのうえで割愛しましたが、以下のような台詞を琉に話させる予定でした
　Keeperのミスです。まあ実はそんな裏話があったとここでは思ってくださいな。
　
　１　「夏先の話さトモ姉がよ、オレ部活で遅れちまってさ、そしたらよハンバーグがオレの分のがなくなってんだよ」
　　　「すげえオレ好きでさ、したらみどりが来てくってった。琉ごめんよ。で簡単に済まされちまったんだ」
　　　「気にくわねえじゃん」
　２　「ハンバーグな、思い出したあの後。トモ姉が作るってんだ。仕方ない勝手に琉の分出しちゃったのは誤るって」
　　　「でも、トモ姉だぜ？　春日秋乃大姉に匹敵するだろ、あの調理センスは。きっと入れるものは間違ってなくても、
　　　　トランスはじまるくらいナツメグが入ってたり、んなもんが出されるに気まってんだ。
　　　　不味いとか吐くーとかそんなカワイイ以前に、あれだ違法行為にまでぶっとぶスゲエ料理。
　　　　もちろん露骨にオレは厭な顔したね。あーそれが振る舞われるときはあれだ夏兄も犠牲者な、っていったら」
　　　「オレに蹴りくれてさ。ばーかだって。意味わかんね」
　３　「ハンバーグの話題だけどさ。あの後トモ姉さ、調理道具集めてさ、ほら夏休みの始め、会ったろ…憶えてないよな。
　　　　駅前のココスでフライパンやらなんかゆで卵作るやつとか、あと料理の本とかさ。形から入る馬鹿？
　　　　そんなこと言ったら。また、なぐられたさ。フライパンの角はやばいよね。意識トンだぜ。
　　　　あれは一ヶ月半も前だっけ…。あのときあの馬鹿なんか喜んでたよ、
　　　　夏兄と久しぶりに口利いた感じがするってな。意外に最近冷たくしてんだってな。兄貴」
　４　「弟としては思うんだ。まあ凶器まがいのフライパンであれなんであれ
　　　　小遣いからいろいろひねり出して姉が作り出すもんだ、
　　　　多少まずくても料理未満のものでも食べてやろうかって。でなオレ的には夏兄もきっとまあそんな輝かしきギセーシャ
　　　　の一員になってくれると信じているんだ。いやマジバナシだぜ。これ。
　　　　きっとうまいはずだよ観念的には！味覚的には知らないけど」
　５　「まずいハンバーグのためにも、アホな姉貴を見つけ出さないとな」